「必ず5キロやせる法」、「○○式ダイエット」……無数のダイエット本が売られている。かくも「どうやったらやせるか」という悩みは、女性にはつきないもののようである。「どうやったら太るか」ということはみんな知っているのだから、反対に「どうやったらやせるか」についてもわかりそうな気がするが、なぜかやせ方については無数の教科書が出版されている。やせるためには「運動する」「カロリー制限する」の2点につきることは周知の通りである。私がダイエッ卜本を執筆したら、この2行で終わってしまう。要は、食べたカロリー、動いたカロリー、そのインとアウトのバランスが悪いと太る。例えば、金を稼ぐ、使う、このインとアウトのバランスが悪いと金欠になる。単純なことだから、「どうやって金欠を防ぐか」についての本は必要ない。「そうは言ってもやせられないのよ!」という向きのために、ダイエット食品などが多数出回っているのだろうが、これもまた、不思議な世界である。そもそも、食べなければやせるのに、なぜやせるために「食品」が必要になるのか。
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